• - 2015 -

アメダス

2016/2/12 更新

前田です。

だいたいペースがつかめてきたかと思いますが、基本的に日・祝日はブログを書きません。
普通の会社の営業日カレンダーと同じと思っていただいて差し支えございませんのでこれからもよろしくお願い致します。

さぁ、今回ご紹介するグルメはこちら!
インデアンカレーさんです。
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実はなんだかんだで週1で通ってしまっているカレー屋さんです。
インディアンカレーじゃないんですよね、インデアンカレーです。
そこ間違えると怒られます。

甘さと辛さの融合を見事に果たしており、甘いなと思った瞬間辛さがやってきます。
しかし唐辛子の様な、もう嫌やとなるような辛さではなくもっともっと欲しくなる不思議な味。
僕も最初はこんな辛いモノはマニア向けだ!そう、SMマニアのM側向けだ!
ここにいる客は全員狂っている!これを平然と出す店員も狂っている!
そう思ったものでした。

しかし数日経つとあの辛さが忘れられなくなってきます。

しかしカレーとは言え750円はおいそれと出せる金額ではない…!
それでも食べたいのでお腹いっぱいになるようにご飯を大盛りにしてみる。
確かに、ご飯を大盛りにすることによって腹は満たされる!
しかしここであることに気づくのである。
「今日はなんだか辛くない…!?」
それもそのはずである。
ごはんがカレーの比率を大きく上回り、ご飯にカレーがあまり絡みつかない。
この依存性のある辛さを求めてやってきているのに辛さがご飯にかき消されてしまっているのでは意味がないではないか。
表面の問題にだけ意識が行き過ぎて肝心なところで足をすくわれてしまう、これは現代の日本社会の様ではないだろうか。
少子高齢化ひとつをとってもそうだ。議員の育休で先日少し話題になったところであるが、育休をとることが出来るのも会社と良い関係を持てている人に限るのであり、多くの若い社員は育休を取ることなど許されないのが現状である。
ここで少子高齢化問題の根本はブラック企業問題でもあると考えられるのである。
毎日残業で帰る時間が遅くては出会いがあるはずもなく子作りをする体力もなくなってしまう。
では何故人々がブラック企業で働かなくてはならないか。それは再就職の困難さである。
一度会社を辞めてしまっては再就職は難しいというイメージが定着している現代であるが、実際のところどうなのだろうか。
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こちらのグラフ見て頂けたらわかるように、確実に半数以上の離職者が6ヶ月以上の再就職期間を経ているのである。
辞職前に活動をすることも可能であるが、やはり多くの人は離職後に活動を開始している様である。失業保険を受け取れる期間が6か月であることから、転職に1年も要してしまうのであれば収入が途絶えてしまうのも当然であり、それがまた転職に踏み切れない一因とも言える。
このように転職がやはりリスクが大きいという考えから、いくら残業が多かろうがパワハラがひどかろうが一度就職した会社から離れることもできない手詰まり状態に陥ってしまうのである。

少子高齢化と一口に言っても、その裏には数えきれない問題ばかりである。
一時的に子供手当がもらえたとしても、保育園の数が増えたりしても現代日本が抱える様々な問題は戦後の復興から全てが一緒に並行して増えてきた問題であり、新しく発生したわけではなく他の問題とつながっているということを意識しながら解決に向かっていかなければならない。

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