ポセイドンアドベンチャー
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前田です。
今日は真面目にブログを書こうかなと思っておりますが、この気持ちが果たして最後まで持つかどうかは分かりません。
どうか皆様のご声援を賜りたいと存じます。
さて、前回の続きである糸井重里先生が本木雅弘と言うほど似てるか?という話でしたね。
正解は似てません。
髪型がなんか似てたような気がします。
そもそもEnsemble Playとはどういう意味なのか。
というお話です。
アンサンブルプレイとは映画の表現技法のひとつです。
日本語では「群像劇」とも言い、この手法は映画『グランドホテル』で初めて用いられたことから「グランドホテル方式」とも言われています。
通常の映画のように主人公がいてヒロインがいて主人公が苦難を乗り越えて最終的に仲間の力を借りて成長して悪を倒すとかそういうのではなく、ある特定の出来事や場所について関係する人物それぞれの動きを描く手法です。
有名なところで言いますと、
マフィア&そこに属する人たち(パルプフィクション)
宇宙人&地球の防衛にあたる人たち(インデペンデンスデイ)
飛行機事故&そこで死ぬはずだった人たち(ファイナルデスティネーション)
大晦日パーティ&宿泊した客(THE 有頂天ホテル)
不死の酒&マフィア関係者(バッカーノ!)
ものすごいダイヤモンド&悪い人たち(スナッチ)
2本のアンティーク銃&悪い人たち(ロックストックアンドトゥースモーキングバレルズ)
暴力団&悪い人たち(アウトレイジ)
大枠はこんな感じですね。
もうちょっと中身について、一番回数見たであろうTHE 有頂天ホテルで言いますと、
大晦日のパーティーを成功させて出世したいけどあまり人望の無いホテルの副支配人生瀬勝久
前妻が偶然宿泊客としてやってきたものの見栄を張って大ウソをついてしまった副支配人役所広司
そんな役所広司の心情を察知しながらもしっかりささえてくれる戸田恵子
汚職してもう行き詰りすぎてヤバイ佐藤浩市
昔佐藤浩市の愛人だった上に清掃中の部屋で宿泊客に勘違いされる松たか子
ミュージシャンを志して上京したけど諦めて田舎に帰るベルボーイ香取慎吾
宿泊客相手に商売する誰よりもホテルの抜け道に詳しいコールガール篠原涼子
余興で使ってもらう芸人を連れてきた小さな芸能プロダクションの社長唐沢寿明
ホテルの書き文字を担当していたがいきなり無理難題を頼まれる筆耕係オダギリジョー
国民的歌手なのに実は全然あかんたれの西田敏行
普通脇役をこんなにキャラ濃くしたらダメでしょう?
しかし逆にアンサンブルプレイ方式では主人公が決まっていないので全員にストーリーがあります。
なんかそんなイベントになればいいなぁと思って「Ensemble Play」ってつけたんですよね。
別にmarvel in vainが主人公じゃないし、演者だけが主人公じゃないです。
ということで3/25は大阪RUIDOで決まり!
はよ予約しとき!
ピャイ!