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中学生日記①

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前田です。
本日は快晴ですね。
いつもこんな天気なら毛布も乾くのに。

さて、昨日ドラマの「鈴木先生」を見てました。
長谷川博己の出てるやつ。
あれめちゃくちゃ面白いですが、あぁ中学生ってこんなんやなってところが多くてあああってなります。

では、前回に引き続き我が音楽遍歴に迫っていこうと思います。
ちょうど中学生編です。

中学生になった私の音楽の情報源は高校生の兄でした。
小学生の時はゆずさえ聞いていれば満足だったのですが、やはり探求心というものが芽生えます。
そこで兄になにか音楽を聞かせてくれと頼むとなんでも出てくるのです。
ここで一つ説明が必要ですが、私の兄は狂人の如くCDの収集癖がありました。
あらゆるCDというCDを集めていたので、「これが聴きたい」と言うとなんでも出てきたものです。
世の中の高校生はみんなこんなものなのだと思っていましたが、今になって思えば狂っていますね!

音楽に興味のあった私は中学では吹奏楽部に入ります。
当初バスケ部にも身を寄せたのですが、吹奏楽部に弦楽器があるという噂を聞いてコントラバス奏者に転身したのでした。
もう一人一緒にバスケ部から転部したもっくんもいたのですが、彼も間も無く辞めてしまい吹奏楽部内に男子は完全に私一人になってしまいます。

そして僕にとっての大きな存在が同級生で剣道部のコザワくんです。
彼もギターを弾いたりしており、彼もまた年の離れた姉をふたり持っていて、音楽の情報をよく流してくれました。
今私の根幹となっているGRAPEVINEもコザワくんから教えてもらったものでした。
そんな彼と二人でゆずのまねごとをして遊んでいたものです。

ここでもう一人の登場人物が現れます。
学年主任のくまひげ先生です。
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学校の怪談で出てきたインフェルノに化ける用務員のおじさんに似た先生でした。
すごい説教の長いところまでそっくりでした。
「廊下は走るわ、物は壊すわ、漫画ばっかり読むわ、掃除は中途半端だわ、まったく親の顔が見たいわ」

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その直後にこの絶叫ですね。

まぁ懐かしい映画の話は置いておいて、このくまひげ先生にあることを告げられます。

「お前たち、文化祭に出ろ」

当時ど田舎の中学校だったのでやはりヤンキーの先輩的なのが一定数いたので、我々はそういうのに目をつけられないように生きていたのでこんなところで目立ってたまるか!と思いました。
ということを先生に伝えたのに「関係ない。出ろ」というお言葉を頂きました。

出れば怖い先輩たちに目をつけられるかもしれない。
出なければ怖い先生にしばかれる。(当時は体罰余裕でした☆)

戻っても地獄。
進んでも地獄。

どうあがいても、絶望。

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つづく

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