前田です。
世の中はどうやら卒業式ブームですね。
あまりテレビなどを見ないので、世間でこんなに卒業式が流行ってるとは夢にも思いませんでした。

何故なのか、僕にはあまり卒業式の記憶がありません。
小学校の卒業式はなんとなくおぼろげながらに記憶はあります。
小学生の分際でどんな服を着て出席したら良いのかすごい悩んだのを覚えています。
まぁなんか小奇麗な格好ならなんでも良いだろうとの判断から、小学生ながらにダメージジーンズ愛好家だった僕は卒業式くらいはダメージの少ないジーンズを穿いて出席した気がします。

中学校の卒業式は、僕が隣の席の真崎くんとこそこそと足を踏むか踏まないかどっちだゲームで遊んでいたのだけは覚えています。ただ、それが卒業式の本番だったのか予行演習だったのかもよくわかりません。
そんなことをしていて当時最恐と恐れられていた学年主任の先生の鉄槌が下らないわけがないので、予行演習だったのかもしれません。

高校の卒業式は、僕が2年生の時に3年生を送り出す側として出席したときのことはすごく覚えています。
先輩のことはよく知りませんでしたが先輩たちが制作したVTRがとても良かったです。
ただ自分の卒業の思い出が悲しいほどにありません。
卒業アルバムを広げてみると、高校3年生の若々しい自分が載っています。
最近の卒業アルバムはただ全員の顔写真と集合写真だけではなく、いろんなコラージュをしたり顔写真の下に好きな言葉を入れられるというので、うちのクラスでは「将来の夢」を顔写真の下に書こうということになっていました。
そこで当時17歳の僕が選んだ将来の夢は、

『牛乳飲めるようになりたい』

でした。
普段から牛乳はよく飲む方だというのにも関わらずです。
高校時代は特に親しい友達もいなかったので、「あぁあいつ牛乳飲めなかったんや」くらいにしか思われていないのでしょう。
唯一の友達の森田君でさえ「前田君って牛乳飲めないんや」と聞いてきましたが、「いやむしろ好きやで」「ふぅん」で終わる程度の波風しかたちませんでした。

皆さんはもっと良い思い出を作って下さい。