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どうも
今日も田口です
ん〜…俺なりな音楽理論との付き合い方?でも適当に書いてみよう
まず最初に
俺はバッチバチに理論派のギタリストだと思う、意外な事に
ウチのギターパート譜面におこしてアナライズとかしたら普通に教材というか勉強になると思う
でも、良い意味でサウンドにそこまでの知的さも感じないと思う
それは、理論との距離感が良いからだと思う
そもそも音楽なんて極端に元を辿れば、
原始人が適当に拾った石叩いて「おっ、この石良い音!」とか
筒状の枝みたいなのを何かの気紛れで吹いたら変な音出てヘビに襲われた、でもなんか楽しい!みたいな発生経路でしょう多分
そんなある種の偶然みたいな生い立ちで、サウンドの良し悪しなんかも感覚的で偶然性も高い、そんな音楽なんてもの、なかなか言葉にして人に伝えれない
例えばボーカルがギターに
今のコードのところはさぁ、ドレミじゃなくてもっとフワッと、上空20メートルくらいのネオン街の空を悪酔いしながら飛んでるみたいなスケール弾いてよ!
って言われてギタリストがこう?…ん?こうか?って弾いてボーカルが違う!…あ、今の!少し近いかも!?
とか言ってウダウダやってるより
おい小僧、そこはホールトーンだろ※すぞ!
みたいに言われた方が効率的だし意思疎通も正確に出来るじゃないすか
その為にせっせと作られたのが音楽理論というか
要は何が言いたいかって、あくまで音楽が生まれた後に理論が出来てるんだよ
神的な奴が理論を先に整備してから音楽が創り出された訳じゃあ決してなくて
にも関わらず理論を学んだプレイヤー(特にギタリスト)に多いのは、
ここのコードは○○だから☆☆☆スケールを弾くべきで、でもG♯がアヴォイドだからここだけトバして…とか
そうした挙句、カッチカチのフレーズが出来上がる訳ですよ
そもそもアヴォイドなんて速く弾いたらインだし
アレンジなんかはまず音楽ありきで考えるべきだよね
例えば俺は、だけど
①リードギターの入ってないマイナスワン音源を聴く→②アタマにベストと思しきフレーズが浮かぶ→③完全再現する
一見、②→③がスッ飛んでるように思うかもだけど、アタマで想像して良い感じに聴こえるものなんて余程突拍子もないものでない限り、理論に則ってるに決まってるんだよ
だからこういう時にこそ理論を使う
アタマにこう弾きたい、ってフレーズが浮かぶだろ?
次にコード進行を眺める
→眺めながらフレーズを歌う
→ギターを手に取る
→理論を持ち込んだりして、多分こうかな?って弾いてみる
→正解!
みたいなさ
ただこの手のアレンジの欠点は、ギター持たずにアタマで浮かんだ音階を演るから、たまにギターでやった事ない運指やら音飛びが発生する事もあるので、1人だけカポ付けたり棒立ちになったりと、難易度的な壁に出くわすという
でも弾いてたらなんか超えれた、程度の壁だから大丈夫!
後はそうだな…
コードチェンジのヴォイシングに縛りを設ける時にも理論を使うよね
これはみんなしてる事だから簡潔にいくけど、トップを極力固定したり、小節アタマの歌メロを追いかけたりする時に理論というか、まぁ理論ほどではないか
パズルだよな要は!
理論って、最初からいきなり使うんじゃなくて
例えばまずギターで弾いて、
思ってるのとなんか違うなぁ、とか思った時に引き出しから引っ張り出すようにして理論側からのアプローチを試してみるとか
偶然の産物で凄いクールなサウンドが生まれたとして
マジかよどうなってんだよ!なんでだよ!Oh,God!!!
ってその裏側を理論で解析する
さすれば次からは狙って使えるでしょ?みたいにとか
寧ろ逆に、ここで敢えて音ハズしたらすげークールじゃね?フヒヒ、氏ねよオメーラ
みたいな感情が芽生えた時、具体的にどのタイミングでどの音にハズれた方が効果的か?というヒントに使ったりとか
そんな塩梅や!
って、
そんな感じで毎度楽しくギター弾いてます!
と強制的に終わらせてみる!
タメになった!という人は5月24日、梅田Shangri-laで会いましょう!
もっとみんな一緒にギターの話しようよ!
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明日は多分機材のお話