前田です。

昨日ようやく見てきました。
LA LA LAND。

一人映画に行ったのは石坂浩二バージョンの「犬神家の一族」以来です。
映画館に行ったのは水、走るの山田君と行った「シン・ゴジラ」以来です。

いやしかし素晴らしかったですね。
ミュージカル映画って見たことないので、いろんなオマージュが散りばめられているらしいのですがそういう元ネタとか知らないにしても十分楽しめました。

男主人公はゴリゴリのジャズがやりたいけど、お金のために売れ線バンドに加入するシーン。
「俺はジャズを守る！」と言いながら誰もついてこねぇってことは守れてねぇんだよ！革命を起こしたいなら伝統などぶち壊せ！ゴミ！ミジンコ！カマドウマ！とジョン・レジェンドにやんわりと言われるシーンなんかはバンドマンには耳が痛かったですね。

ミュージカル映画ってディズニーの「魔法にかけられて」くらいしか見たことないんですが、なんかみんな楽しそうだから音楽って素晴らしいなって気分にさせられますよね。
そのへんの通行人も一緒になって歌って踊り出すとか「やっぱお前も音楽好きなんやん～！」っていう嬉しさがあります。

あぁいうのを真似してフラッシュモブとかいう文化が生まれたんでしょうけど、現実でやるとうすら寒いだけだなぁとは思うので絶対にやらないでくださいね。
マンガやアニメの中で「うにゅ～」とかいってる女の子がいても許せますけど現実にいたら「うわぁ…」ってなるでしょう。
そう、あれはスクリーンの向こうだからいいんだということを心得ておいてください。
よろしくお願い致します。