R&Rニアラズ
BLOG
前田です。
ゆうべは寒かったですね。
そろそろ夏用のひんやりマットから冬用のあったかマットに変えたいところです。
さて明日はライブでおますね。
FootRock&BEERSでございます。
共演者さんはバンドがあまりいらっしゃらない様なので、ゴリゴリのブリブリのブリュレでいこうと思います。
俺たちゃロック・バンドだぜ!
はい。
みなさんは自分たちの都合の良いように全てロックだからで片づける大人になってはいけませんよ。
僕もお酒が飲めないことで何回「酒を飲まねぇなんてロックじゃないやん」と言われたことでしょうか。
でも何故か「こういう席でお酒飲まない方がロックでしょ」と言うと、何故か「うん、まぁ」となります。
恐らく使う側も使われる側も、誰も「ロックとは何か」をわかっていないから、「ロックじゃない」と言われることに大変な恐怖を覚えているんだと思います。
「酒を飲まねぇなんてロックじゃない(ロックって何かわかってないけど)」
「(ロックて何かよくわからないけど)こういう席でお酒飲まない方がロックでしょ」
「(う…ロックが何かわからないだけに本当にロックってお酒を飲まないことだとしたら俺が恥をかいてしまう。ここは…)うん、まぁ」
心理状態はおおかたこんな感じです。
得体の知れないものに対して恐怖しているのです。
では結局「ロック」とは何なのか。
元はと言えば「ロックンロール(=揺らして回す)」と黒人たちの間で「バカ騒ぎ」の様な意味で使われていました。
しかし黒人ルーツの音楽が一般のラジオなどで流れることを忌避した人種主義者たちによるロックンロールの排斥運動が激化し1958年以降チャックベリーやエルヴィスプレスリー、有名DJなどがのきなみ表舞台から追放されてしまいました。
ここまでの黒人由来のブルース、R&Bを貴重にした音楽を「ロックンロール」と言います。
そしてアメリカ若者文化空白時代、ロックンロールが席巻していた穴を埋めるかのようにイギリスからビートルズ、ローリングストーンズなどが渡来、大ヒットします。
この現象を「ブリティッシュインベイジョン」と言い、これ以降の音楽を「ロック」と呼称するようになりました。
「お前、ロックじゃねぇんだよ!」
「失礼いたします。ロックというのは1960年代のブリティッシュインベイジョン以前でしょうか、以降でしょうか」
「あ、やばい!わからない!知らない!怖い!ロック!ロック~!」
という風に撃退できます。
みなさんもちゃんと知っておけばなんてことはないのでしっかりと対策しておきましょう!